本選びに失敗するということorz

以前「こんな本を読んで勉強をしている」と投稿に書いたことがある。
その本の中の一冊が「プログラミングのセオリー」だ。


確かわざわざマインドマップ形式のノートまで作って夏休みをかけて読み進めていたと思う。
が、この本。ネットで評判を調べると「悪本」と名高い評判を受けているらしい。
一体どういった経緯でそんなレビューを目にしたのか自分でも記憶が定かではないが、自分で色々と調べてみたところ確かに大量の間違いが指摘されている。
中には明確な間違いの指摘というよりは「この構成ってどうなの?」といった批判もあったりするが、的を射ている評価が多いのは事実だ。
自分では「割と参考になったかな」と思っていた本だっただけに非常にショックだった。
世間でそう言われているものに対して、自分では気がつかなかったというのは最もわかりやすい駄目出しではないだろうか。

そもそもなんでこの本を読もうという気になったのかを考えてみると、ネットで「プログラマーが読むべき本」的なリストを見つけてその本を探しに図書館へ行った時に見つけたのが発端だった。
その時に「ちょうど入門書の次に読むレベルの本を探していたんだよな」と思って中身をぺらぺらとめくり、これが良さそうだと思って借りてきたのだ。
今思えばもうちょっとネットのレビューなり書評なりを確認した方がよかったのかもしれない。
小説や映画などの娯楽であれば、「他人の評価など気にしてどうする」と言うこともできるだろう。
しかし専門書や学習書籍といった知識を求める対象の場合間違いなく優劣が存在するし、間違った内容の書籍で学習をすれば酷いことになる。
これからはもう少し慎重に本を選ぼうと思った。

今手元にある(学習用)書籍の評判も調べた方がいいのだろうか。