GWの課題


GW中に今まで温めていた計画を遂に実行へ移そうと思う。
そう、ファイルサーバ計画の始動だ。実家で眠っていたIBMの既製品にてUbuntuServerを起動させる。ストレージはRAID。そして24時間稼働体制。

その第一歩としてまず今日はストレージ周辺を購入してきた。パーツショップの店員さんと相談しながら話を進めていったところ、どうも予定していたマシンはマザボが古すぎてeSATAやUSB3.0が使えないようだ。当初はカードとかデバイスなんかを増設してスロットをくっつければ済む話だと思っていたが、実際は相等古い型で対応していないようだ。PCIカード?では不可能、と。
そこで仕方なく、とりあえず今回はサーバを試験的に導入するということにして、USB2.0接続で我慢することにした。ところが、更に店員の方の話によればこのPCについているのはUSB2.0ではなくもっと古いUSBであるとか。そのため2.0を使うつもりなら2.0のカードを買わなければならないとのこと。
この話を聞いた時点で心が折れそうになったがお値段を聞いてみたところ1000円もしないということだったので、やむなく購入。計画とはことごとく上手くいかないものだ。

困ったのはストレージ。実は冒頭で「ファイルサーバ計画始動」などと書いてはいるが今日の時点ではパーツショップへ相談をしにいくだけのつもりだったのだ。見積もりだけしてもらってまた家に帰って検討、くらいの心積もりだったのだが勢いで購入の流れになってしまい仕方なしにストレージまで購入していくことに。今回購入したRAID箱はHDD2台のケースだったので、構成はRAID1となる。RAID1ということは実質容量が2分の1となってしまうため、生半可な容量ではいけない。というかそもそもパーツショップのHDD一覧にあったものはどれも大容量である。5000円を切りそうなものがない。
泣く泣く9000円で2TBのHDDを2台購入した。RAID箱は玄人ブランドのGW3.5FX2-U3E。こちらも8000円相当。ところで毎度思うのだが、製品には型番ではなくもう少しわかりやすい製品名をつけてほしいものだ。ソフトウェアあたりはそのあたり気を遣っているのにハードウェアはどうしてこうなのだろうか。

そして重い荷物を抱えつつ自転車で帰宅。いそいそとRAIDの準備をしているというのが現在の状況だ。HDDを購入するのは久しぶりだったのでちょっと混乱してしまった。箱を開けてネジを開け閉めする程度のことは何も見ずともわかるのだが、セットアップやらドライバやらソフト関連がややこしい。なにせこの手のものは大概海外製品でマニュアルが英語なのだ。中高生の頃はそこら辺は全部すっ飛ばしてノリでやったりネットで調べたり店員にやってもらっていた。今回はきちんと英語のマニュアルを読んで接続してみたのだが……ううん、ちょっと疲れた。こちとら大学生である。別にマニュアル程度の英語に苦労はしないのだが、マニュアルが合っていなかった。そもそもどのOSを想定して書かれたものか不明だ。やはり今だとWindows7だろうか? 記憶をたぐるとフォーマットをしてパーティションを切らねばならないことは覚えていたのだが、どこでその操作をすればよいのかがわからない。マニュアルではデバイスマネージャにて、と書いてあるのだがデバイスマネージャではフォーマットはできなかった。仕方なくググってみたところ、マイコンピュータの右クリックに「管理」なる項目があった。どうやらそこの「コンピュータの管理」という所でフォーマットとパーティション切りができるらしい。実際やってみたところ「ああ、確かこんなんだったこんなんだった」という具合である。
もはや今ではファイルシステムが「NTFS」か「FAT32」かを気を使わずともよいらしい。というかNTFSしか出てこなかった。初めて大容量HDDをとりつけて2GB越えのデータを移すときは困ったモノだった。


さて、とりあえず今日はRAID箱の準備までが出来上がると思う。明日にはなんとかサーバOSのインストールまで済ませたい。GW明けからはサーバー運用の勉強も進めていかなければなるまい。

今回の出費はかなり手痛いものだったが今後の学習のためにも有意義に使っていきたいと思う。
メインデスクトップのSSDWindows7化は遠のいたが、そろそろiPod touch的なPDAっぽいものが欲しい。折角24時間で無線LANネットワークに繋げるファイルサーバを作るのだし、いつでも快適にサーバから動画や画像を引き出せるコンパクトな電子機器を合わせて使ってみたいものだ。