帰省、そして――

年末ということで実家に帰省した。

もちろん、ノートPCを持っての帰省だ。だがここで問題が発生する。大学に通う下宿先と違って、一軒家の実家は広い。そうなると最も効力を発揮するのはやはり無線LANだ。有線ではこたつに入ったままネットができない。

だが、この流れからわかるとおり実家のネット環境は有線ネットワークとなっている。そこで早速無線LANを購入するためPCショップへ向かった。以前は数万近くかかった無線LANルータも今では1万以下にまで下がってきている。そろそろ買い時だと感じたし、やはり帰省してくるだろう兄や姉にも協賛をつのれば大した金額にはならないと踏んでのことだ。

というわけで、無線LANを設置してみた。今こうしてブログの投稿を書いてるのも無線LANで、だ。以前自分の部屋でルータを設置する時は色々と苦労したし、それ以前の実家暮らしの時もやはりルータ関係は苦労させられた。そのため僕の頭の中では少々ネット環境設定に対する苦手意識があった。だが、その意に反して実際の作業はすんなりと上手くいった。正直自分でもこれできちんと十分に理解しているのか、正しい行程で行えたかは怪しい点もあったのだが結果良ければ全て良しということにしておこう。

だが本題はそこではない。実は、そのPCショップに行った時もう一つの目的があったのだ。それは、以前このブログにもかいた「ネットブックUbuntu導入」である。SSD換装を行えば起動時間がわずか7秒!などというトンデモ地味た噂を実行してみようということである。ネットブック自体はAspire One 722を購入。偶然にも在庫が展示品のみであったため、最終処分割引がつき安いPCをさらに安く買うことが出来た。ついでにそれに換装させるためのSSD、こちらは容量ではなく速度重視のためFORCEの60Gもあわせて購入。帰省早々随分とお高い買い物をしてしまった。これから年末年始にかけてのバイトを頑張らねばなるまい。

さて、PCショップでの買い物を終え早速無線LAN環境を整えたはよいものの、すぐさまネットブックの方へは手が伸びなかった。ネット環境を整える時と違い、こちらは慎重な下調べが必要になってくるからだ。なにせ初の試みである。色々勝手のわからない点が多い。そういったわけで、今はまだ換装とSSDへのUbuntuインストールについての情報を集めている最中である。

だがここで気になった点がひとつ。どうやらHDDやSSDといったストレージのケーブル端末に使われているSATAは、使用によって転送スピードが限定されているらしい。折角高速度のSSDを買ってきたというのにそれでは意味がないではないか。さらに調べていくとSATAにも更に種類があり、SATA-Ⅱといったものなら通常のSATAより更に速くデータを転送できるらしい。が、AspireOneについてどう調べてもSATAの種類が見つからない。恐らくスロットを備えているマザーボードの種類によりハードが決定するのではないかと思うのだが、未だに見つかっていない。もし、ハード上はSATA-Ⅱに対応しているというのであれば、BIOS周辺を弄ってなんとか制限を解除したいものだ。

どうやらネットブックとの格闘はまだまだ続きそうだ。