Nexus7買いました

タイトルの通り、先日Nexus7の16Gモデルを購入しました。
Nexus7とはAsusが製造した7インチタブレットの製品名です。
販売元がGoogleであることと、19,800円という破格の安さにより有名になりました。
11月24日現在、ネットの至るところでGooglePlayの広告を見ると思います。
また、日本では未発売ですが、海外ではNexusシリーズとしてNexus4やNexus10が発売されています。
Nexus4は4インチ、こちらはタブレットというよりはスマートフォンの扱いになると思います。
逆に大きなサイズであるNexus10は、分かりやすいところで言えばiPadのようなサイズのタブレットになります。
ただし製造会社はそれぞれ異なっていて、Nexus4はLG、Nexus10はサムスンの製品になります。
どのデバイスも驚異的な価格の低さが注目を集めています。

Googleが出来るだけ安い価格で各種デバイスを市場に送り出しているのは、より多くの人がインターネットにアクセスできるようにするためであると言われています。
ご存知の通り、Googleは検索サービスを足掛かりにして今のような有名企業となりました。そのGoogleの業務のほとんどはインターネット上のサービスです。
つまり、GoogleにとってはNexusシリーズといったインターネットにアクセスしやすいデバイスを普及させることは、将来の客となる可能性がある人口を増やすということでもあります。

そういった方針のもと発売されたNexus7ですが、実際のところはどうでしょうか?
僕の周囲の人間でこういったこと、のみならずそもそもNexus7の存在を知っている人はあまり多くありません。
知っているという人も要するに僕と同じような、ネットやPC、プログラムといった分野にかなり興味のある一部の人間に限られています。
僕は工学部で日々情報に関する講義を受けている大学生なのですが、例えば文学部の人たちなどはNexus7どころかiPadすら馴染みが薄いようでした。
きっとこういうことは他の場所でも見られると思います。
Googleの方針は確かに有効的であると思えるのですが、どうやら現実は「今までこういったデバイスに興味のなかった層を引き込む」レベルには至っていないようです。
どちらかと言えば、「タブレット好きな人々に面白い新製品のタブレットを提供した」状況に留まっているように感じます。

先のGoogleの掲げる方針を実現するためには、もっと別の、革新的なアプローチが必要なのではないでしょうか。